和歌山・元寺町の居酒屋「てる」10周年 390円の期間限定メニューも

城下町バルで提供されたじっくり煮こんだタンシチュー

城下町バルで提供されたじっくり煮こんだタンシチュー

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 和歌山・本町公園近くの居酒屋「てる」(和歌山市元寺町、TEL 073-427-9115)が6月2日、10周年を迎える。

昔ながらの赤ちょうちんがかけられた外観

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 席数は36席。店名の由来は店主の酒井照文さんの名前から。酒井さんは16歳からすし職人として働き、和歌山県内にある和食店やすし店で修行した後独立した。

 「開店当初は客足がつかず、3日目で店を閉めようかと思うほど挫折感を味わった。3年を過ぎたころから家族連れが増え、今では県外からの一見客も多い。店先の赤ちょうちんが地元店の安心感を出しているのかも」と酒井さん。

 ランチは、刺し身からタンシチューまで和洋こだわらず幅広いメニューの「日替わり定食」(680円)。ディナーは、「お刺し身盛り合わせ」(980円~)、店主のおすすめ「さば棒ずし」(1,200円)、「鳥皮ギョーザ」(580円)、「串かつ」(420円)、「エビマヨ」(880円)、「お茶漬け」(580円~)など。

 ドリンクは、生ビール(中=530円、小=450円)、チューハイ各種(400円)、いも焼酎(1ショット=480円~)、麦焼酎(1ショット=450円~)、自家製梅酒550円、コーラ、ウーロン茶(以上350円)など。

 酒井さんは「和食にこだわらず、いろいろなものを作っている。おじいちゃんから孫まで、家族で食事に来てもらえる店にしたかった。テレビドラマ『HERO』に出てくるバーが理想。気分と材料次第で言われた料理も作るので、メニューになくても聞いてみてほしい」とも。

 6月1日~6日は開店10周年記念の「39(サンキュー)セール」として、刺し身などほとんどのメニューを390円で販売するという。

 営業時間は、ランチ=11時~14時(第3水曜・祝日休)、ディナー=17時~24時。日曜定休。

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