和歌山経済新聞の2022年PV（ページビュー）ランキングは「和歌山・かつらぎにシャインマスカット直売所 観光農園併設も」が1位になった。

2022年4月にグランドオープンした「四季の郷公園」

　柿をメインに栽培している「土井農園」（かつらぎ町笠田中）は2016（平成28）年からシャインマスカットの栽培を開始。商品として販売できる収量が見込めるようになった昨年から直売所の営業を始めた。記事公開後には開店前から行列ができ、売り切れが続いたため、予定より早く今年の営業を終了した。

　ランキングは今年1月1日から12月15日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。ランキング上位10位は以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 和歌山・かつらぎにシャインマスカット直売所　観光農園併設も（8/10）

2. 和歌山・関西最大規模の道の駅「四季の郷公園」がグランドオープン（4/6）

3. 和歌山にイタリアン新店「ハレルヤ」　ナポリ菓子「アラゴスタ」提供（1/25）

4. 和歌山・紀の川市の「あら川の桃」37直売所マップ、若手農家が作成（6/24）

5. 和歌山・かつらぎに子連れ客専用キャンプ場　「大暴れ、大騒ぎ、大歓迎」（3/3）

6. 和歌山で「和歌祭四百年式年大祭」　吉宗役に松平健さん（3/23）

7. 紀州漆器の「ご当地ナンバープレート」お披露目　海南高校美術部がデザイン（3/18）

8. 和歌山・白浜に海鮮ランチ店「シーベース」　「カネヒロ水産」直営で鮮魚提供（1/7）

9. 「きらくゆ」和歌山店で「バスタイムトップス」販売　利用者の声きっかけに取り扱いへ（1/26）

10. 和歌山・和歌浦の洋菓子＆パン店「カウカウ」が1周年（2/4）

　2位は、4月に整備が完了しグランドオープンした「四季の郷公園」（和歌山市明王寺）の全面開業。1991（平成3）年に整備した25.5ヘクタールの農業公園が、2020年7月のリニューアルで道の駅になった。3位のイタリア料理店「ハレルヤ」（和歌浦）は、「エビの尻尾」を意味するナポリの伝統菓子「アラゴスタ」の提供で注目を集めた。

　4位以下には、「あら川の桃」直売所マップや子連れ客専用キャンプ場、松平健さんが登場した祭りなど、コロナ禍でも人気の屋外レジャーや大型イベントが注目を集めた。一方、高校生と地元企業の取り組み、手術痕を配慮した入浴着の提供など、地域住民のチャレンジを伝える記事もランクインした。コロナ禍で開催を見送っていた催しが「3年ぶり」の復活を遂げた年だった。